一流選手は〇〇から見る。

こんばんは!

けーすけです。

 

 

今日もブログを読んでくれて

ありがとうございます。

 

 

”一流選手が何を見ているか”

”何を見て判断してるのか”

 

 

このような点について

気になってことはありませんか?

 

 

あなたも知ってるであろう

シャビ選手やモドリッチ選手など

超一流の司令塔たちは

 

 

どんなにプレスが早くても

的確な判断を繰り返し、

中盤に君臨し続けることができます。

 

 

またそれだけでなく、

針の穴を通すようなパスや

相手の足をピタッと止めるスルーパス

得点を演出することもできます。

 

 

「よくあんなところ見えてるなあ」

「今のパスめっちゃ上手っ」

 

 

上からの映像で見てる僕たちでも

気づけない相手の穴を見つけ

瞬時に判断するプレーに

 

 

思わず息を飲んでしまった経験が

ある方も多いかと思います。

 

 

「一流選手がなぜそんなに見えているのか?」

「瞬時に的確な判断ができるのか?」

 

 

同じ人間ならヒントにできることが

絶対にあるという確信から、

僕自身、日々研究しています。

 

 

今日は僕自身が研究を進める中で、

「一流選手の状況判断の秘密」

にヒントとなるようなものを

紹介したいと思います。

 

 

サッカーの状況判断の研究は

これまで数多くされていて、

 

 

その中でも最も注目されているのが

「何を、どう見てるのか?」という

認知能力に関する研究。

 

 

研究の現場では、

熟練サッカー選手の眼球運動を計測したり

脳波を測定したりする中で

 

 

判断の優れる選手の

共通点を探っています。

 

 

その中で今日紹介したいのが

「一流選手の目の使い方」について。

 

 

実際に試合の映像などを用いて

上手い選手とそうでない選手の

目の動き(眼球運動)を計測した研究では

 

 

 

上手い選手に共通する

ある特徴的な「目の使い方」

明らかになってきています。

 

 

その「目の使い方」とは

一体なんだと思いますか??

 

 

それは、

「遠くから見ている」

という特徴です。

 

 

「近くの物から見るのではなく、

遠くのものから優先的に見ている」

という特徴が明らかになってきているのです。

 

 

これは僕自身の考察ですが、

遠くのものを先に見ておけば、

手前のものは自然と視界に入っている。

 

 

サッカーで言えば、CBの選手は

FWの選手(遠く)を優先的に見ておけば

手前にいるボランチやハーフの選手も視野に入れることができる。

 

 

より多くの選択肢を

早く、効率的に確保するためにも、

上手い選手は遠くから見ているのだと思いました。

 

 

 

また、ある眼球運動の研究では、

目の使い方と反応時間の関係をみたところ

 

 

遠くから見るという

目の使い方をする人は

ある刺激に対する反応が早く、

 

 

近くから見るという

目の使い方をする人は

ある刺激に対する反応が遅い

という結果が得られています。

 

 

これと同じような研究は多く、

他の研究でも同様な結果が得られており、

 

 

”遠くから見ることで、運動の反応が早くなる”

ということが明らかになっているのです。

 

 

サッカーバージョンの研究はされていませんが、

サッカーにおいても遠くから見ることによって

手前の刺激に対する反応が早くなることが推測されます。

 

 

先に遠くにいるFWの選手を見ておけば

手前にいる相手や味方の動きにも素早く反応でき、

判断スピードが上がることが考えられます。

 

 

逆に手前にいるボランチばかり見ていると

遠くのFWの動きに素早く反応できずに

判断が遅れてしまうことも考えられます。

 

 

これは歩きスマホをしている時に

反応時間が遅れることにも似ています。

 

 

視界の手間にあるスマホばかり見ていると、

視界の奥にいる人や物の動きに対する反応が遅れ、

最悪の場合、大事故につながってしまうこともあります。

 

 

 

最後は少し話がそれてしまいましたが、

今回の話をまとめますと、

 

 

「遠くから見る」という

目の使い方を習得することによって

 

 

より多くの選択肢を確保できるだけでなく、

反応時間が早くなるため、

 

 

結果として

判断スピードが早くなるのではないか?

ということです。

 

 

「あなたは試合中、遠くから見てますか?

それとも近くから見ていますか?」

 

 

研究はされていますが、

もちろん、正解はありません。

 

 

あなたにとって最適な

「目の使い方」を習得するためにも

 

 

ぜひ今回の話を

ヒントにしていただければと思います!

 

 

 

今日も最後まで読んでくれて

ありがとうございました!

 

 

 

けーすけ。