小さい子に勝てる?

こんばんは!

けーすけです。

 

今日もブログを読んでくれて

ありがとうございます!

 

 

突然ですが、

あなたは兄弟はいますか??

 

 

僕は少し年が離れているのですが

姉が1人います。

 

 

読んでくれてる方の中にも

兄弟がいる方が多いのではないでしょうか?

 

 

サッカーを始めるきっかけとなった

お兄ちゃんがいたり、

 

 

小さい頃公園で一緒にサッカーの

練習をしていた弟がいたり、

 

 

僕のプログラムに参加してくれた方では

自分より年下の弟や妹がいるという方が

多いという印象です。

 

 

先日、サポートさせていただいた方と

雑談をしていて兄弟の話になりました。

 

 

その方は3歳年下の弟がいて、

小さい頃はよく一緒にサッカーをしてたとのこと。

 

 

家の前の公園で暗くなるまで

2人でボールを奪い合いっこして

 

 

時には兄弟喧嘩まで至って

最後は弟が泣いて兄が慰める(笑)

 

 

そんな優しいお兄ちゃんである本人に

「どの時期は一番サッカー上手くなった?」

と聞いたところ、

 

 

「弟とサッカーしてた時」

と答えたんです。

 

 

「え?チームでコーチに教わってた時じゃないの?」

と聞いてみたけどやっぱり弟とサッカーしてた時だそう。

 

 

その理由を聞いてみると、

「弟は僕よりひと回り体が小さい分、体で当たると当然僕が勝つんですが、それをやると弟はすぐに泣いて怒るので、いつも僕の方はフィジカルなし、スピードなしというハンデをつけて勝負してました。そうなると技術や判断の部分で勝負しないといけないのでめちゃめちゃ頭使うし、だからそれで上手くなったんだと思います。」

と答えてくれました。

 

 

 

この話を聞いて、

「もっとみんな小さい子とサッカーするべきだ!」

と思いました。

 

 

この方が言うように、

フィジカルやスピードを公平にすると、

判断や技術の部分で勝負するしかなくなる。

 

 

 

そのような環境の中で

常にトレーニングすれば

技術は判断のレベルがグンと上がる。

 

 

 

まさにストリートサッカーで

上手くなる原理と同じだと思いました。

 

 

 

小学校から中学、高校と上がるにつれて

体が大きくなり、スピードも筋力も

どんどん強くなっていきます。

 

 

 

そうなると、ある程度、

技術や判断力が劣っていても

身体能力で誤魔化せるようになるんです。

 

 

 

少しボールが足から離れても

グイッと足を伸ばして相手を跳ね飛ばせば

ボールは奪われないかもしれません。

 

 

でもずーっとそのように誤魔化しながら

プレーしてたらどうなるでしょうか??

 

 

そう、いつか追いつかれるんです。

 

 

人間の発育発達などを

学校の保健の授業とかで勉強した人は

聞いたことがあるかと思いますが、

 

 

筋力やパワー、スピードなどといった

フィジカル能力は年齢が高くなってからでも

レーニングで引き上げることができます。

 

 

つまりカテゴリが上がるにつれて

フィジカル的な差は小さくなり、

 

 

選手の能力は

「技術」「判断」の部分で評価される。

 

 

そうなると、それまで身体能力で

誤魔化してきた選手が苦労しますが

時すでに遅し。

 

 

技術や判断能力を司る神経系の成長は

筋力などに比べて若い頃にグンと上がり

そこからは右肩下がりになるんです。

 

 

つまり、大人になってからでは

技術や判断能力は高まりにくいんです。

(もちろん高めることはできます)

 

 

だからこそ、体が大きくなるまでの

育成年代では技術や判断をトレーニン

するべきであり、

 

 

そのためには、

小さい子と練習するなどのような

取り組みが重要だと考えるのです。

 

 

あなたの近くに

小さいサッカー少年はいませんか??

 

 

公園で自主練してる時に

小さい子がいたらぜひ

「一緒にサッカーしよう」

と声をかけてみてください。

 

 

一緒にサッカーすることになったら

あなたはダッシュ・フィジカル禁止、

歩いた状態で一回もボールを取られないでください。

 

 

今日はこれくらいにしておきます!

 

 

 

ではまた!

 

 

 

 

けーすけ。