スペースは見なくても良い??

スペースよりも〇〇を見ろ!?

 

 

「スペースを意識しろ」

「スペースを見てプレーしろ」

 

これって本当は間違っていた・・??

 

 

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こんばんは!けーすけです。

 

 

今日もブログを読んでくれて

ありがとうございます。

 

 

「上手い選手って何を見てるんだろ」

「見てるところが違うのかな」

 

 

僕は暇さえあればDAZNyoutube

サッカーの動画を見たりしてるのですが、

 

 

上手い選手のプレーを見るとやっぱり

「何を見てプレーしてるんだろう?」

という部分が気になります。

 

 

あなたは練習や試合の時、

何を見てプレーしてますか??

 

 

「周り」という風にまとめてしまっている選手のために

今日は面白い論文を読んで学んだ内容をシェアしていくので

楽しく読んでみてくださいね!

 

 

「周りって何を見ればいいのかわからない」

という方にはぴったりの内容となっています。

 

 

これを知ることで状況判断を

今の2倍のスピードでできるようになり、

ボールロストも半分以下になり、

 

 

チームメイトや監督から

「お前には中盤にいてほしい」と

重宝される選手になれるかもしれません。

 

 

 

「上手い人は何をみてるのか?」

に関する近年の研究は、ここ数年の間に

国内、海外でたくさんされてきました。

 

 

しかし、それらの研究の多くは

実行(プレー)を伴わない中での判断が多く、

 

 

実際に試合の場面を想定した中での実験などは

あまり多く行われてきていませんでした。

 

 

そんな中、国内のある研究で、

『パスを出す場面』を想定した中での状況判断に関して

 

 

「何をみているのか?」を明らかにするために

被験者の視線運動をカメラで計測する実験を行いました。

 

 

その結果、熟練者(上手い選手)は

スペースよりも相手の位置を積極的に見ていることが明らかになり、

「スペースを見る」ということに対する常識が覆されました。

 

 

この研究は非常に素晴らしかったし、

現場の指導にも応用できるものだと思ったのですが、

僕の中で1つだけ引っかかる部分があって、、

 

 

それは、選手が判断で悩んでるのって

本当に「パスを出す場面」なのだろうか?ということ。

 

 

僕自身、皆さんと会話したりしてる中で、

「どんな場面で判断の悪さを感じるんですか?」

「どんなシーンで失ってしまうんですか?_」

という質問をすると

 

 

「パスを出す」以前の『受ける場面』

悩んでる方が非常に多かったんです。

 

 

「受けるときに焦ってミスしちゃいます」

「受けた瞬間、相手がいて奪われます」

という声が本当に多いんです。

 

 

なので『受ける』という場面に特化した

状況判断に関する論文を探してみたところ、

 

 

最近見つけることができたのです!!!

 

 

前に筑波大にいて現在は東京成徳大学にいる

夏原教授が書いた論文なのですが、その研究の中で

 

 

「パスを受ける場面での視覚探索方略に関して、正しい判断のためには味方・相手選手の位置や状況が最も重要な情報になる」

 

と結論づけられたのです。

 

 

つまり、

受ける前は「スペース」よりも「人」を見る。

 

 

味方や相手の位置や状況をしっかり把握することで

正しい判断ができるようになるのです。

 

 

サッカーの指導現場では

「スペースを見ろ!」というコーチも

いるとは思いますが、

 

 

点を取って勝つためには

”目の前の相手をどうやっつけるか”

が一番重要です。

 

 

そのためにはスペースよりも

①味方②相手の位置をしっかり把握しておく必要がある。

 

 

これが僕の解釈ですが、

その2つを見る対象物に設定することで

スペースは後から見えてくるのではないでしょうか?

 

 

「受けるときに焦ってしまう」

という選手は、まずは受ける前に

①相手②味方の位置を見ましょう。

 

 

そしてそれは相手をやっつけるためだ!

ということもしっかり認識しておいてくださいね^^

 

 

 

では今日はこれで失礼します。

 

 

 

けーすけ。