キャンセル能力とは?

「手を挙げたらパス出して」

 

「手を挙げたらパス出さないで」

 

 

どちらの条件の方が

難しいと思いますか??

 

 

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こんばんは!

けーすけです。

 

 

今日もブログを読んでくれて

ありがとうございます!

 

 

突然ですが、

質問です。

 

 

あなたは普段、どんな

状況判断をしていますか??

 

 

「え?してるかな?」

 

 

あまり意識的には

判断してないと思いますが、

 

 

日常生活の中で”無意識に”

様々な状況判断をしているはずです。

 

 

・信号が青になったら渡るという判断

・トラックが飛び出してきたら止まるという判断

・このブログを読むという判断

 

 

このような状況判断には

どのような種類があるでしょう??

 

 

認知心理学の研究などでは

「判断」を大きく2つの種類

分けることが多いです。

 

 

それが

「Go」「No Go」

という2種類。

 

 

「Go」というのは

ある刺激に対して

”反応する”という判断です。

 

 

それに対して「No Go」

ある刺激に対して、

”反応しない”という判断です。

 

 

冒頭で挙げた例でいうと、

「手を挙げたらパスを出す」というのが

”Go”の判断で、

 

 

「手を挙げたらパスを出さない」というのが

”No Go”の判断です。

 

 

日常生活の判断の中には

この2種類の判断がたくさん

含まれているのですが、

 

 

サッカーの状況判断の場面でいうと、

比較的、「No Go」の判断が多いです。

 

 

例えば、

・相手が来ているからターンしない(No Go)

・スライディングしてきたからシュートを打たない(No Go)

 

 

このような例のように、

サッカーではある刺激(情報)に対して

反応を抑制するという判断が多く、

 

 

 

そのような「No Go」の判断が

正確に早くできるかどうか

重要なポイントになるのです。

 

 

 

実際、判断に関する研究でも、

「No Go」の判断の方が難易度が

高いことが明らかになっており、

 

 

さらに、「No Go」を司る刺激抑制系の

処理の速さが、最終的な運動の速さに

繋がっているということが示唆されているのです。

 

 

 

「相手が来ているのにターンしてしまった」

「相手が右に動いたのにそのまま右に出してしまった」

 

 

こんな経験ありませんか?

 

 

いわゆる”キャンセル”する能力

サッカーの判断では重要で、

 

 

それを支えているのが

「No Go」の判断能力です。

 

 

普段の練習から相手をギリギリまで見て

「パスしない」「シュートを打たない」という

No Go判断ができるようにしましょう。

 

 

 

今日はこれくらいで

失礼します。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

 

 

 

けーすけ。