緊張はドンドンしよう!

負けたら引退の

選手権県予選。

 

 

黒色の審判服を着たレフェリーが

腕時計の秒針に目をやり

ホイッスルを口にくわえる。

 

 

応援席にはメガホン片手に

じっとピッチを見つめる全校生徒。

 

 

黒い帽子を被った監督は

ベンチで険しい表情をして座っている。

 

 

「ピーーー!!」

 

 

主審のホイッスル音が響き渡り、

一瞬静まりかえっていた会場が

一気に黄色い声援に包まれる。

 

 

 

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こんばんは!

けーすけです。

 

 

今日もブログを読んでくれて

ありがとうございます!

 

 

 

「試合になると緊張してしまう」

「大事な試合で焦ってしまう」

 

 

 

インスタのDMやメールでの相談で

このような声が最近多いです。

 

 

選手権や高円宮杯などといった

重要な試合を控えている人も

多いのではないでしょうか??

 

 

僕自身も学生時代は

緊張するような公式戦の場面を

なんども経験してきたので

 

 

「懐かしいなあ」と

思う一方で、

 

 

「どうすれば大事な試合で

力を発揮できるのだろう」

と考え、いろんな視点から研究しています。

 

 

今日は、大事な試合で力を発揮する方法を

メンタル科学スポーツ心理学の視点から

わかりやすく解説していこうと思います。

 

 

「大事な試合で得点、アシストし

大歓声の応援席に飛び込みたい!」

 

 

間近に控えた公式戦を

一生忘れることのない思い出にできるように

ぜひ今日の内容を実践してみてくださいね!

 

 

さて、どうすれば

大事な試合で力を発揮できるのか?

 

 

もちろん正解はないのですが、

一つだけ「変えるべき考え方」があります。

 

 

多くの選手の悩みを聞いてきて

「緊張してしまって・・」

「ドキドキしてしまって・・」

という悩みが多いのですが、

 

 

「緊張すること」「ドキドキすること」は

実は、そもそも悪いことではありません。

 

 

 

スポーツ心理学の分野で

もはや常識のように知られている理論として

「逆U字理論」というものがあります。

 

 

 

これは、緊張の度合いと

パフォーマンスの関係を

グラフで示したときに、

 

 

そのグラフの曲線が

「逆U字」のようになるというもの。

(縦軸:パフォーマンス,横軸:緊張度)

 

 

つまり、何が言えるかというと、

緊張度が「中くらい」の時に、

パフォーマンスが最大になるということ。

 

 

要は、緊張のしすぎはダメだけど

”緊張のしなさすぎ”もダメだということです。

 

 

確かに、グダグタした中での

練習やミニゲームは盛り上げらないし、

プレーの質も低くなりますよね。

 

 

でも、「負けた方がジュース奢り」

のようなルールをつけるとハラハラ感が出て

プレーの質も上がってきます。

 

 

実際の公式戦では

「負けたら終わり」だったり

「ミスしたら自分のせい」のような

緊張感が出て、普段よりドキドキしますが、

 

 

逆に、

「勝ったら注目される」

「得点したらヒーロー」のような

チャンスもたくさんあります。

 

 

このようなプラス面、マイナス面を

しっかりと認識した上で、

 

 

自然とこみ上げてくる緊張を

自分で”受け入れてあげましょう”

 

 

公式戦の前に不安になったら

「よし、ちゃんと緊張できてる」

「良いプレーを出そうとしている」

 

 

こういう風に緊張を受け入れて

プレーしてみてください。

 

 

今日はメンタル的な話になりましたが、

実際に試合で力を発揮する上で

少しでもためになればと思います。

 

 

最後まで読んでくれて

ありがとうございました!

 

 

 

 

けーすけ。