上手い選手はみんな〇〇が上手い。

”上手い選手はみんな

〇〇が上手い”

 

 

こんにちは!

けーすけです。

 

 

突然ですが、

「強くて前からガンガンプレスに来るチームとの試合で

中盤で後ろ向きでボールを受けて焦って失ってしまった・・」

 

 

こんな経験ありませんか??

 

 

「判断おせーよ!」

「もっと周り見とけよ!」

 

 

監督やチームメイトから責められ、

自分に自信を無くしてプレーもどんどん消極的に。。

 

 

このブログでは

現在サポートさせてもらっている選手や

SNSでメッセージを送ってくれる方々の声を

テーマにしていこうと思っています。

 

 

皆さんの悩みにダイレクトに答える形で、

僕自身のサッカーに関する研究内容や、

現場での学びを発信していこうと思います。

 

 

①「皆さんの悩みに答える場をもっと増やしたい」

②「研究した内容や現場での学びをシェアしていきたい」

 

 

最近の僕はこの2つの思いを同時に

達成できる方法はないかとモヤモヤと悩んでいました。

 

 

その結果、たどり着いたのが

「毎日ブログ」という形だったんです。

 

 

ブログだったらいつでもどこでも読めるし、

文章や画像、動画を通して内容も伝えやすい。

 

 

僕に取っても皆さんに取っても最適だと思ったので

ブログを使って情報発信していきます。

(他にもっと良い方法があれば教えてください笑)

 

 

 

では記念すべき第1回目。

テーマは「トラップ」です。

 

 

「ちゃんと止めようと思っても浮いちゃうんです」

「意識しすぎると足元に止めすぎちゃいます」

 

 

サッカーの技術の中でも最も

多くの方が悩んでる技術と言っても過言ではないでしょう。

 

 

トラップが完璧にできれば、

次のプレーへの移行がスムーズになり、

プレースピードが格段にアップするだけでなく、

 

 

周りを見る余裕にもつながるので、

状況判断も改善されて失わない選手になる。

 

 

失わない選手はどのチームに行っても

「お前がいないと勝てない」という風に

監督から重宝されるし、

 

 

チームメイトからも

「あいつは中盤にいてほしいよな」

と高い評価を受けることになります。

 

 

それだけ大事な「トラップ技術」のコツを

今日は科学的な視点で説明していきます。

 

 

「え、科学的って難しいんじゃないの?」

「数学苦手だよ〜」

 

という方でも大丈夫。

 

 

実際の研究内容自体は難しいかもしれませんが、

「練習で意識すべきこと」を超シンプルです!

 

 

実を言うと、

”どうやったらボールがピタッと止まるのか”

”トラップするときはどうすれば良いのか”

に関してはすでに科学的にわかってるんです。

 

 

筑波大学の浅井教授が昭和56年に書いた論文

「サッカーにおけるボールストップの力学的考察」では

 

 

"the ball stopping is a form of the collision of a ball against the foot"

(ボールストップは、ボールと足の衝突である)

 

と説明しています。そして、

 

"the velocity of the ball after impact depands on the reduced mass of the leg and the relative velocity of the foot and ball "

(衝突後のボール速度は、足の換算質量と足とボールの相対速度によって決まる)

 

と説明しています。

 

 

 

そして結論として、

①足をリラックスさせること

②トラップの瞬間に足を後方に引くこと

 

この2つがトラップ技術ポイントであると説明しています。

 

 

つまり、この2つのポイントができていれば

物理的に勝手にボールはピタッと止まってくれると言うことです。

 

 

「でも、そんなの簡単にできるわけないじゃん!!」

 

そんな声が今にも聞こえてきそうなので、

今日は具体的なポイントを解説します。

 

 

先ほどの2つのポイントですが、

正直、2つ目のポイントは限界があります。

 

 

というのもゆっくりのボールなら良いんですが、

早いボールに対して足を後ろに引くのって難しいですよね。

 

 

なので実質、コントロールできる部分は

①のリラックスする というポイント。

 

 

「ではどうやったら足を

リラックスできるのでしょうか?」

 

 

リラックスというとイメージでいうと

”ぶらんぶらん”している状態。

要は、「宙ぶらりん」の状態というわけです。

 

 

宙ぶらりんになっているものはリラックス状態なので、

そこに何かものを当てても「シュンっ」と吸収されます。

 

 

想像してほしいのが「カーテン」

カーテンは天井から”宙ぶらりん”になっています。

 

 

床から浮いているのでリラックスしていて

テニスボールを当ててもシュンっと真下に落ちていきますよね。

 

 

”これと同じことを足でもできます”

 

 

やり方は超簡単です。

「軸足を浮かせる」こと。

 

 

トラップの瞬間に軸足を浮かせると

両足とも宙に浮いた状態になります。

さっきのカーテンと同じ状態なんです。

 

 

この状態の足にボールを当てると

ボールは吸収されて真下に落ちていきます。

 

 

 

なので今度からトラップの練習の時は

「トラップの瞬間、軸足を少し浮かせる」

というのを意識してみてください。

 

 

家の近くの壁でも良いし、誰かにパスしてもらってもOk。

まずは軸足をつけた状態でトラップしてみて、そのあとに

浮かせてトラップして違いを体感してみてくださいね!

 

 

さあ、今すぐボールを持って近くの公園へ!

 

 

 

ではまた明日。

 

 

 

けーすけ。