ポーズを取れ!!

本当に上手い選手って??

 

 

「ドリブルがずば抜けてる」

「パスのセンスがある」

 

 

サッカーでの「上手い」って

一体なんなんでしょう??

 

 

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こんばんは!

けーすけです。

 

 

あなたにとっての

「上手い選手」の定義はなんですか??

 

 

・どんな相手でも普通にプレーできる選手

・攻撃も守備もできる選手

・両足をうまく使える選手  などなど・・・

 

 

いろんな定義があると思うし、

もちろん正解なんて無いのですが、

 

 

僕自身が定義を作るとしたら、

「相手を常に攻めれる選手」だと思います。

 

 

かなり抽象的なので噛み砕いて説明すると、

常に攻めれるというのは具体的には、相手に対して常に

「おへそを向けてボールをなんでも出来る位置に置ける」ということ。

 

 

この状態をいわゆる「ポーズ」と呼ぶことが多いのですが、

ポーズが取れる選手にはDFは突っ込めません

 

 

パスもシュートもドリブルも・・

常に選択肢が多くて、選べる状態の選手に対して

飛び込んでいくことができますか??

 

 

DFからしたらボールを取りに行けない状態は

圧倒的に「敗北」している状態です。

この状態を作らせるためにもポーズをとる必要がある。

 

 

最近のあなたは、練習や試合の時に

何回「ポーズ」が取れていますか??

 

 

ボールを受ける時にトラップがずれたり、

ドリブルで運ぶ時にボールが足から離れた瞬間、

ポーズを取ることが不可能になります。

 

 

するとDFからしたら「隙だらけ」の選手なので

プレスを受けやすくなるし、焦る可能性もぐんと上がる。

 

 

シャビやイニエスタが焦ってるところを

見たことがありますか??

 

 

彼らが焦らないのは、

常にポーズが取れるから。

 

 

つまりDFはプレスに行けないので(敗北状態)

”そもそもプレッシャーを受けていない”

 

 

よくこの仕事をしていると

「相手のプレスが早いと・・」

「プレッシャーが強い時は・・」

という風に相談してくれる人が多いですが、

 

 

”プレッシャーを受けるかどうかは

あなた次第です”

 

 

トラップで利き足の前にピタッと止まるなら

プレスに行こうと思っても一回相手の足が止まります。

 

 

ドリブル中も全く足からボールが離れなかったら

DFは距離を1ミリも縮めることができません。

 

 

良い判断をするにしても、

まずは選択肢を確保する必要があるので

ボールをしっかり止めて選べる状態を作らないといけない。

 

 

「見る」ためにもポーズをとる必要があるし、

「焦らない」ためにもポーズをとって相手が

プレスに行けないようにする必要がある。

 

 

こう考えると「見る」「選ぶ」と言った

状況判断に必要な要素と「止める」「運ぶ」

といった技術の要素は絶対に分けて考えることができません。

 

 

「見る」「選ぶ」ためには

ボールを「止めて」相手DFを「止める」必要がある。

 

 

なかなかイメージしずらいと思いますが、

実際に出来るようになるには練習で意識してみて

自分で感覚をつかんでいくしかありません。

 

 

まずはボールをピタッと利き足の前に止めてみてください。

すると相手DFの足も「ピタッと」一瞬止まることに

気づけると思います。

 

 

 

今日はこれくらいにしておきます。

 

 

 

けーすけ。